2025/07/18プレスリリース

Microsoft365統合セキュリティ支援サービスを開始

"導入しただけ"で終わらせない Microsoft365のセキュリティ活用に悩む企業を多層的に支援

アイディルートコンサルティング株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:石川 耕、以下:IDR)は、Microsoft 365環境におけるセキュリティ強化と運用最適化を支援する「Microsoft 365統合セキュリティ支援サービス」の提供を開始したことをお知らせします。

近年、サイバー攻撃の高度化やクラウド活用の急速な拡大により、多くの企業がMicrosoft 365を導入する一方で、「セキュリティポリシーの整備が不十分」「機能が複雑で使いこなせない」「インシデント対応の体制がない」といった課題に直面しています。

こうした背景を受け、IDRはセキュリティ運用に精通したCISSP有資格者と、Microsoft製品に熟知したエンジニアによるチーム体制のもと、設計・構築から運用・教育までを一貫支援する新サービスを立ち上げました。

IDRによるMicrosoft 365統合セキュリティ支援サービスの特長

IDRの支援サービスは、Microsoftが提唱するゼロトラスト・フレームワークに準拠し、Microsoft 365およびAzureの各種クラウドセキュリティ製品(Defender、Entra ID、Purview、Intune、Sentinel など)を統合的に活用することで、企業のクラウド環境におけるセキュリティ体制を強化します。

以下の3つの特長により、お客様のセキュリティ体制を根本から強化します。

1.ゼロトラストを前提とした戦略設計と製品統合支援
 CISSP有資格者がセキュリティ戦略を設計し、Microsoft製品の活用方針を明確化。導入済み機能の最適化や、新たなセキュリティ制御の実装を支援します。 

2.24時間365日対応の自社SOCとMicrosoft Sentinelの連携
自社SOCと連携し、Microsoft Sentinelを活用したリアルタイム監視・インシデント対応を提供。SOARによる自動化や脅威インテリジェンスとの連携も可能です。

3.現場に根差した運用支援とセキュリティ教育
実務に即した運用手順書の整備、運用者向けの教育・演習支援までを提供。「導入しただけ」で終わらせない、持続可能な運用体制づくりを後押しします。

主な支援内容

  • ゼロトラスト準拠のセキュリティ戦略設計(CISSP監修)

  •  Microsoft 365製品群の統合活用支援

  • Microsoft Sentinelを中心としたSIEM/SOAR運用設計・自動化支援

  •  自社SOCによるMSP型監視・インシデント対応

  • セキュリティ教育・演習プログラムの提供(手順書、SLA設計、人材育成 等)

活用例(一部抜粋)

領域

使用製品

主な支援内容

IDベース防御

Entra ID / Defender for Identity

条件付きアクセス、特権ID監視、異常検知ポリシー設計

エンドポイント防御

Defender for Endpoint / Intune

脅威検出・封じ込め、BYOD対応、MDM/MAM運用支援

メール防御

Defender for Office 365

フィッシング・マルウェア対策、自動調査・修復支援

SaaSアプリ制御

Defender for Cloud Apps

シャドーIT検出、DLP連携、セッション制御支援

クラウドセキュリティ

Defender for Cloud

マルチクラウド構成評価、CSPM/CIEM支援

SIEM/XDR統合

Microsoft Sentinel /
M365 Defender

クロスシグナル分析、
検知ルール設計、SOC連携

境界・ネットワーク防御

Azure WAF / Firewall

L3/L7ポリシー設計、
クラウド境界防御支援

データガバナンス

Microsoft Purview

情報分類、DLP 、監査基盤整備、インサイダーリスク管理

IDRは今後も、Microsoft製品と連携したクラウドセキュリティ支援を強化し、企業のゼロトラスト実現とサイバーリスク低減に貢献してまいります。

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